2008年09月11日
パーティクル講座?<第3回>
長らくお待たせしました。
いよいよ第3回目を迎えましたパーティクル講座?
今回は放射パターンを前回同様、絵で確認していきます。
2. System Presentation 放射パターン(全方向、特定方向など)
PSYS_SRC_PATTERNの設定値として次の1~4を指定します。
重複することはできません。
1.PSYS_SRC_PATTERN_EXPLODE
これは中心から爆発するよう全体にパーティクルが発生します。
装着型パーティクルによく見られます。

2.PSYS_SRC_PATTERN_DROP
水滴のようにパーティクルが固まって出現し、拡散しません。
これを設定するときはPSYS_SRC_ACCELなどで方向付けするが必要があります。

次の3~4を設定する場合はPART_ANGLEで出現範囲をラジアンの角度で指定する必要があります。
3.PSYS_SRC_PATTERN_ANGLE
扇形(もしくはV字系)にパーティクルを噴射します。(正面と横から見た形状)


4.PSYS_SRC_PATTERN_ANGLE_CONE
コーン状にパーティクルを噴射します。(どの方向からでも同じ形状です)
※PSYS_SRC_PATTERN_ANGLE_CONE_EMPTYという逆コーン状のパラメーターは現在は使われていないようです。

発生位置、放出角度、ターゲット設定(2-5〜2-7)
ここまでは発生の形状指定でしたがここからはその形状に対して角度や方向等の指定をします。
2-5パーティクルの発生距離(位置)半径を指定しPSYS_PART_FOLLOW_SRC_MASKをセット「しない」時にのみ稼動
PSYS_SRC_BURST_RADIUS, 0
ようは発生オブジェクトの中心から指定した距離よりパーティクルが発生するのです。
通常は中心から発生します。

2-6出現角度の始まりと終わりをラジアンで指定
PSYS_SRC_ANGLE_BEGIN, PI
PSYS_SRC_ANGLE_END, PI
※通常PI(180°)を割ったり掛けたりで角度を指定しますがDEG_TO_RADを使うことでそのまま角度指定できます。
DEG_TO_RADは角度をラジアンに変換する関数です。(例:180*0*DEG_TO_RADのように使用します)
下の写真では (BEGIN)0°~(END)45°を指定しています。

2-7ターゲットを指定
PSYS_SRC_TARGET_KEY, NULL_KEY
NULL_KEY にはターゲットになるもののUUIDを指定します。
第3回(2. System Presentation 放射パターン)は以上で終了です。
次回、第4回は3. Particle Appearance 見た目(色、透明度、大きさなど)をお送りします。
気長にお待ちくださいww
Posted by yoppy runo at 17:17│Comments(0)
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